もうすぐ母の日!と言う事で、母の日=カーネーションとパッと思い浮かぶ人も多いと思います!
しかし、ふと母の日に、カーネーションをプレゼントしようと思って、
ちょっとした疑問が…
母の日のカーネーションは、何故赤なの?
って、疑問が湧きました。
また、色によってよくない花言葉も気になりますよね!!
最近では、カーネーションの色も何種類もありますし、尚更気になりますね!
カーネーションの色に、どんな由来や、ストーリーがあったのか!
と言う事を調べてみて、沢山の発見があったので、シェアしたいと思います♪
母の日のカーネーションの色でよくない花言葉は?
母の日には、過去の色々な出来事が絡み合って語り継がれていますが、花言葉も気になります。
赤色のカーネーションと白色のカーネーション色別でも花言葉があるのはご存知ですか?
今回は、日本の花言葉として紹介しますが、国によって異なる事もあります。
- 赤色のカーネーションの花言葉
- 白色のカーネーションの花言葉
『母への愛』『愛を信じる』『強烈な愛』
と言う花言葉を持っていますが、
実は母の日が制定される前には『哀れみ』
と言う花言葉だったんだそうです。
特に濃い赤色のカーネーションは
『私の心に哀しみを』『欲望』
と言う意味合いがありますので、
母の日に赤色のカーネーションを贈る時には注意を!
『尊敬』『純潔の愛』
『私の愛情は生きている』
『愛の拒絶』
やはり、花言葉を見ても、健在の母親に贈るのは、ちょっと合わない花言葉が存在しますね(苦笑)
母の日にオススメ出来ないカーネーションの色と花言葉
濃い赤…『私の心に哀しみを』『欲望』
白…『尊敬』『純潔の愛』『私の愛情は生きている』
『愛の拒絶』
黄色…『軽蔑』『嫉妬』
濃い赤色、白色、黄色は、母の日に送るカーネーションの色としてはよくない…
ということになりますね。
母の日にカーネーションを贈る様になった理由、元々は白いカーネーションだった?
何故、母の日に贈られる花はカーネーションなのか?
花は他にも沢山あるのに、『母の日=カーネーション』と決まっているのは何故?
アメリカに住んでいた、アンナ・ジャービスと言う少女が関係しています。
1905年5月9日、アンナ・ジャービスは母親を亡くします。
苦労して育ててくれた母親に追悼の意味を込めて、母親が亡くなった3年後の、1908年5月10日にフェラデルフィアの教会で追悼会を行ったんだそうです。
そして、白いカーネーションを祭壇に飾りました。
出席者にも配ったそうです。
白いカーネーションは、アンナ・ジャービスの母が、好きな花だったと言うことです。
この出来事は、瞬く間に、全米キリスト教徒を中心に広がり、カーネーションを贈る習慣が出来、1914年5月の第二日曜を、国民の祝日として定められたのです。
と言う、こんなストーリーがあったのですね!
荒みきった僕の心は、花屋さんの商売戦略とばかり思っていました…。
30代になり、いろんなことへの疑問を調べる様になったのですが、こうしたストーリーを知ると、自分の心も洗われる様な気がします。
母の日に赤いカーネーションに変わった理由
さて、アンナ・ジャービスが母親に追悼会で、母親に送ったカーネーションは、白だったと言うことですが、何故、赤色に変わったのか…
と言うところも気になるところですね。
この母の日の制定の時から、アンナ・ジャービスが、亡くなった母に送ったのが、白いカーネーションと言う事から、当初、
- 母親が健全な人は赤いカーネーション。
- 母親が故人である人は白いカーネーション
を、自分の胸に飾っていた。
と言う事に、起源があります。
ちょっとした余談になってしまいますが、カーネーションにはこんなストーリーもあるんです。
赤=血
白いカーネーションは、キリストの聖母マリアが、十字架に書けられたキリストに流した涙から咲いた花。(白色)
と言われています。
そして、そのカーネーションは、十字架にかけられたキリストの血で染まって赤色になった…なんて話もありますね。
どちらも、『愛』と言う文字が絡むシチュエーション。。。
ちょっと悲しいストーリーですよね(´;ω;`)
カーネーション共通の花言葉
赤と白のカーネーションの花言葉を見てみましたが、カーネーション自体の共通の花言葉は
- 『愛』
- 『女性の愛』
- 『感覚』
- 『感動』
- 『純粋な愛情』
と言う花言葉があります。
色別カーネーションの花言葉
赤と白のカーネーションの花言葉を知った所で、他の色別のカーネーションの花言葉も紹介します。
花言葉も意識して、母の日に贈るカーネーションの色も選んでみるといいかもしれませんね!
赤…『母への愛』『愛を信じる』『強烈な愛』
ピンク…『感謝の心』『美しい仕草』『気品』『あたたかい心』
オレンジ…『熱烈な愛』『清らかな慕情』『情熱』
紫…『誇り』『気品』
青…『永遠の幸福』
母の日にカーネーションを贈る由来!
母の日、当たり前の様に日本でも毎年、イベント祝日として話題になりますよね。
では、何故、母の日にカーネーションを贈るようになったのでしょうか?
母の日にカーネーションを贈る様になった由来は、実は説が2つあります。
- 由来1:古代ギリシャ時代説
古代ギリシャ時代には、神々の母と言われていた、『母リーア』を称えるお祭りがあったとされています。これが起源ととなったという説…
- 由来2:イギリスの起源説
17世紀のイギリスの風習が起源ではないかという説です。
この時期のイギリスでは、復活祭(イースター)の40日前の日曜出稼ぎ労働者が、母親と過ごすために里帰りすると言う風習があり、これが起源ではないかと言う説。引用元:http://www.bellemaison.jp/cpg/gift/specially/hahanohi/hahanohi02.html
この2つは、母の日の起源(由来)として有力とされていますが、実際にはどちらが本当の由来なのか…
どちらの説も確実と言えないんだそうです。
しかし、間違いない習慣として、現代だけでなくかなり昔から、海外でも、母親を大切にすると言う、習慣や風習があったという事は間違いないですね!
これだけ母の日とカーネーションには、沢山の意味合いや、ストーリー性がある。
と言う事も、非常に素敵ですね!
母の日のカーネーションはなぜ赤なの?元々は白だった説!?まとめ
毎年、母の日には『何かを贈ろう』と思っていても決まらずに、感謝の気持ちを伝えることが出来なかった。
と言う方は、是非定番のカーネーションから始めてみてはいかがでしょうか?
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